患者家族になって東洋医学に思う事

主人が退院してもうすぐ4ヶ月。

退院後、4週に一度受診しています。

大量のお薬を飲むようになったせいか、毎朝水色のTシャツが真っ青になるほどの寝汗や、下痢で夜中に4、5回トイレに行く日が3日に一度ぐらいで起きるようになりました。

眠れないこともあって、本人のストレスは日に日に増加している様子。

以前は無かったことなので、次の受診の時に主治医の先生に聞いてみることにしました。

先生は、入院の時からよく説明してくれて優しくて信頼できるお人柄。

受診の日、寝汗と下痢のことを聞くと、先生は左程意にとめた様子はなく、

寝汗は湿度が増えてきたからね、お薬を増やすのは嫌でしょ?

とのこと。

血圧もまだやや高めのため、お薬を増やしたいけれど、それをしないのが先生の最大限の譲歩なのだと察しました。

この時、お薬のことだから、先生に言えばなんとかして貰えると自分が思い込んでいたことに気づきました。

西洋医学では、生きるか死ぬかが問題であって、生死に関わらなければ問題視しないんだなぁと思いました。

1日何百人と診察しなければならないことを考えると、もっともなことだとなんだか腑におちたのでした。

そうなると、生死に直結することは先生にお任せし、しないことは、自分で何とかしないと❗️と考えが切り替わりました。

私にできることといえば、鍼灸あん摩マッサージ。

それから、夜にお灸をしてみることに。

毎日はできないものの、やっぱりやると違うんです。

寝汗をかかない日があったり、夜中に下痢で何度もトイレに行くことはなくなりました。

たまたまかもしれないけれど、私はお灸の力だと信じています。勿論主人も。

日常生活での不快な症状は、家族としてはなんとかしてあげたいものです。

何もできない歯痒さも、自宅で誰でもできるお灸をすることで、何か変わるかもしれないという希望ももてる。

東洋医学は、こういう時に役立てるんだと患者家族になって改めて思ったのでした。

人の体は、人知を超えた凄い力を秘めていると私は思っています。

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