朝、お腹が空かないとき
朝ごはんを食べたくないと言う方には、私は無理に朝食をすすめることはしません。
三食ちゃんと食べるのが良いという考えもありますが、育ち盛りの子供には必要でしょうが、成長しきった大人にはそうは思いません。
頭で、「もう時間だから食べなくちゃ」なんて思って、もたれているお腹に無理やり食事を流し込む方がよっぽどからだに良くないと思います。
朝お腹が空かないなら、お腹がぐーっと鳴るまで食べないでみたら?と勧めることもあります。一食ぐらい抜いたって死なないですから。
お腹の音を聞いて(これこそ体の声だと思いますが)、空腹になってから食べた方が、腸にも良い刺激になります。
お腹が鳴ってから腸の蠕動運動(内容物を押し流す)が最後まで終わるには90分ほどかかるそうですよ。ここまで待てれば完璧ですね。自分の腸の力でしっかりと内容物を押し出せれば最高ですね。
便秘ぎみの方にも、ヨーグルトだ、なんだと足すことよりも、しっかりと空腹時間を設ける方が良いのでは?といつも思います。
腸にいつもかも何か入っていたらお腹も空かないのが普通じゃないでしょうか?
まずは、空腹時間を設けること。
次におすすめするのは、良く噛むことです。
特に夜ご飯。
回数を数えさせるのは好きではないですが、良く言われる30回噛むというのを勧めます。
噛むだけで、翌朝のお腹のもたれ具合が変わってきます。
もちろん、一回やってみた程度では、疲労した胃腸が一晩で回復する訳もないので、最低でも1週間程度は続けてみます。
それで、良い変化を感じるか、あるいは感じないのか?を見てみてください。
良ければ続ければよいですし、何も変わらなければ別なところに問題があるのかもしれません。