うつになったら逃げろ〜!

皆さん、運動好きですか?

私は週二回ほど体を動かすようにしています。

仕事柄、からだを見ていると、使いすぎはもちろん傷めますが、使わないことでも良くないんだなぁとしみじみ思うことがあります。

疲れすぎている時は、私は運動より休息を優先してもらいますが、ある程度の体力が回復したら、動くことを勧めています。

うつ病にも、運動が効果があると言われますが、その理由について、先日参加した勉強会で講師の先生が面白い話をされたのでシェアします。

人間のからだは、自律神経によって、心臓の動き、胃の消化、瞳孔、血管、呼吸などなど多くのことがコントロールされています。

とにかく情報処理量が多いために、外からのストレスが大の苦手。

通常業務だけでも超忙しいのに、これ以上やれるかよ‼️って感じでしょうか。

人間は、外からの脅威にさらされた時、

闘争、

もしくは

逃走

のどちらかを選びます。

それこそ大昔の外的脅威(ストレス)は敵(マンモスなど?)だった訳ですが、それらに対抗するだけの身体能力(喰いちぎる犬歯や鋭い爪、速く走れる足など)がないため高い確率で

逃走

することを選択しました。

しかし、現代の外的脅威(ストレス)は、親や子、人間関係であり、逃げたくても逃げられない‼️

という状況。

じゃあどうするか、、、

走る‼️と良いそうです。

なぜか?

太古の昔、外的脅威から走って逃げていたことが生理的機能として残っているため、走る動作で脅威から逃れられた‼️と脳が安心する

そうです。

だから、うつ病にも運動が効果があるというお話でした。

心の問題は、心でなんとかするのは難しい。

だから、からだからアプローチするんですね。

こころとからだは切っても切れない関係。

鍼灸にも通ずるところです。